協栄工業の工事部では、営業部・設計部で、企画~設計と進んできた「設備図面・仕様」を、実際に建物へ設備を据え付け、お客様が使用できる状態にする「形にする」を担当します。設計図面を受け、実際に作業が完了するまでには、いくつかのステップがあります。
①施工図作成 設計図面をもとに施工するための施工図を描きます。施工過程や完成形をイメージしながら描くことが重要です。 ②工程計画 完成予定日・検査日、建築工事の日程などを総合的に考慮して設備を据え付ける日程を作成します。 ③材料・人工(作業者)手配 施工図から必要な材料を見積り手配をかけます。また、作業規模を見積り作業をして下さる職人さんへ発注をかけます。
④工事進捗管理 工事の進捗を管理します。現在の施工進捗が予定に対して遅れがないか確認し必要に応じ、日程の調整を行います。 ⑤工事調整会議 他業者との日程等のすり合わせを行います。状況を正しく共有し協力し合うことで全体最適を目指します。 ⑥施工品質確認 施工後の設備の調整を行います。また、施工過程・完成状況を写真に収め検査資料のまとめを行います。
工期が長期にわたる建設業において、作業の稼働を上げ効率よく施工を行うことは重要です。関係業者と調整し綿密な計画を立て、作業過程をイメージしながら施工図を描き、正確な数量の材料を見積もり適時適所に手配をすることで、ムダなく手戻りなく工事を進めていきます。
最終的な施工品質を保証するのが施工管理技士の役目です。施工が完了した設備が図面の仕様を満足するよう、水漏れ確認、風力測定、圧力調整等を行っていきます。お客様が安心して快適に使えるよう一つ一つ、ヌケモレなく確認していきます。 ⇒協栄工業の品質方針
複数の業者が入って作業する建設業では、1社の日程の遅れは工事全体の遅れへとつながります。全体日程と照らし合わせながら随時、作業計画を調整し、進捗管理を行っていきます。設備工事だけでなく、建設工事全体の知識が必要になります。
安全はすべての作業の中で最優先されるものです。 自分自身の安全を守ることはもちろんのこと、職人の安全を守る事も私たちの責任です。施工しやすい図面の作成や、他業者と作業が重ならないような日程の調整等が必要になります。
持続的発展・成長が可能な未来をつくるため、建設設備工事においても環境への配慮が必要になります。建設リサイクル法に基づき資材の再資源化に向け適 切な処置を行う必要があり、廃棄物処分計画の策定やマニュフェストの発行・管理を行います。